初めてバランシングゲルを買うとき | オールインワンの選び方
スピカズオンラインで販売しているナチュラルエレメンツは肌の糖化防止に着目したスキンケアシリーズ。
なかでもバランシングゲルはアットコスメで堂々1位を獲得したことがある実力派オールインワンゲルです。
オールインワンゲル 選び方
オールインワンゲル、今では誰でもひとつは持ってるという方が増えました。
やっぱり時間のないときなど、なんてったって便利ですもの。
でもオールインワンゲルといっても、最近はとてもいろいろなメーカーから出ていて一体どれがいいのか、わからなくなってしまうほど。
バランシングゲルに限らず初めてオールインワンゲルを買う前に次の3つは必ず確認しておきましょう。
①保湿力の根拠(成分やその説明)
②無添加レベル(成分)
③モロモロが出ない(メカニズム)
この3つに加えてさらにどんな特徴があるのか?
①保湿力の根拠
保湿力を担保する代表的な成分としてコラーゲンやヒアルロン酸、セラミド、スクワラン等がありますが昨今、ほかにもさまざまな成分があります。
フコイダン、アミノ酸類、グリセリン、BG(ブチレングリコール)、DPG(ジプロプレングリコール)、糖類、ワセリンと、例を上げればきりがないほどです。
さらにヒアルロン酸ひとつとってみてもいくつかの種類があり、保湿効果に違いがあります。
例えば、ヒアルロン酸Naは肌の表面を保湿するのに対し、加水分解ヒアルロン酸は肌の内側を保湿するといった違いです。
バランシングゲルの保湿成分はヒアルロン酸の1.3倍と言われる保湿力を持つプロテオグリカンを配合。さらにプロテオグリカンはヒアルロン酸より分子が小さいため肌への浸透性が高く、保湿時間も長い、といった特徴を持っています。
②無添加レベル
時代とともに口に入れたり付けたりする商品は体に良い素材が使われるようになりましたが、基礎化粧品においても無添加化は進んでいます。
でも、少量を短期的に使用することを条件に防腐剤など完全無添加のファンケルなどを除き、ひと月以上に渡って使用するような美容品で完全無添加のものはほとんど存在しないことも覚えておきましょう。
バランシングゲルに使われている防腐剤はフェノキシエタノールですが、詳しくは記事下の 》 成分解析をご覧くださいね。
③モロモロが出ないオールインワン
このモロモロが出ないという条件、私の中ではけっこう高く位置づけてるんです。
それというのも以前使用していたオールインワンゲルはモロモロが出ることがちょくちょくあったので、ずっとモロモロが出ないオールインワンを探していたからです。
その点、バランシングゲルはモロモロが出ないということを事前に調べていたので購入動機として十分でした。
肌の糖化につい
血液中の糖がありすぎると、肌のたんぱく質(コラーゲン)と結びついて変性します。 変性したコラーゲンは硬くなり、 さらに糖が過剰になるとコラーゲンを破壊してしまいます。
これを糖化といいます。
糖化はお肌のハリ・弾力を低下させ、くすみの原因にもなります。
バランシングゲルの成分解析
まず、バランシングゲルの全成分は次のとおりです。
水、グリセリン、BG、スクワラン、ベタイン、水溶性プロテオグリカン、セラミド1、セラミド3、セラミド6II、水溶性コラーゲン、ダイズ種子エキス、ビワ葉エキス、ウンシュウミカン果皮エキス、シャクヤク根エキス、セイヨウオオバコ種子エキス、ヒアルロン酸Na、ユズ果実エキス、レモン果実エキス、アロエベラ葉エキス、ナタネ油、グリチルリチン酸2K、トレハロース、1,2-ヘキサシジオール、カルボマー、水酸化K、水添レシチン、キサンタンガム、コレステロール、パルミチン酸、トコフェロール、ラウロイルラクチレートNa、フィトスフィンゴシン、(C12-16)アルコール、フェノキシエタノール
でもよほど化粧品成分に詳しくなければ、どの成分がどんな役割をしてくれるのか、ちんぷんかんぷん。
なので、次のように成分の作用と効果を解析してみました。(水は省きます)
●保湿作用:グリセリン、BG、スクワラン、ベタイン、水溶性プロテオグリカン、セラミド1、セラミド3、セラミド6II、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、トレハロース。
●保湿・抗炎症・収れん作用:ダイズ種子エキス、ビワ葉エキス。
●抗炎症作用・血行促進効果:シャクヤク根エキス。
●抗アレルギー作用・血行促進効果:ウンシュウミカン果皮エキス。
●抗炎症・抗アレルギー作用:グリチルリチン酸2K。
●抗糖化・保湿作用:セイヨウオオバコ種子エキス。
●抗炎症・保湿・細胞賦活作用(※1):アロエベラ葉エキス。
●血行促進効果・保湿・細胞賦活作用:ユズ果実エキス、レモン果実エキス。
●血行促進効果:ナタネ油。
●血行促進効果・抗酸化作用:トコフェロール。
●乳化・増粘・安定作用:カルボマー、水酸化K。
●乳化作用:パルミチン酸。
●乳化・界面活性作用:ラウロイルラクチレートNa。
●保湿・界面活性作用:水添(すいてん)レシチン(※2)。
●保湿・乳化・増粘安定作用:キサンタンガム、(C12-16)アルコール(※3)。
●皮膚保護作用:コレステロール。
●保湿・抗菌・抗炎症作用:フィトスフィンゴシン。
●保湿・抗菌・防腐作用:1,2-ヘキサシジオール。
●防腐作用:フェノキシエタノール(※4)。
(※1)細胞賦活(ふかつ)作用とは、ターンオーバーの正常化を促す作用です。ピーリング効果とも言われます。
(※2)水添レシチンはラメラ構造形成をサポートする作用があります。
(※3)(C12-16)アルコールにアルコールという名がついてますが、いわゆるアルコールではありません。
(※4)フェノキシエタノールにエタノールという名がついてますが、いわゆるエタノールではありません。ほとんどの化粧品に防腐成分が配合されてますが、最近はパラベンに替わってフェノキシエタノールが使われるようになりました。
バランシングゲルの成分作用まとめ
バランシングゲルは肌コラーゲンの弾力性を保つために6種類の成分(ビワ葉エキス、ウンシュウミカン果皮エキス、シャクヤク根エキス、セイヨウオオバコ種子エキス、3重らせんコラーゲン、ダイズ種子エキス)を配合しています。
安全性を高めるための無添加にもこだわり、 石油系界面活性剤、アルコール、合成着色料、合成香料、シリコン、鉱物油 などは一切使ってません。
バランシングゲル最大の特徴は肌の「ラメラ構造」に着目し、ゲル自体を肌と同じラメラ構造に配列したことで肌のバリア機能を高め、オールインワン特有のモロモロを解消しています。
独自のラメラ構造ゲルや6つの無添加等、通販限定だからできる高品質を保つために店舗販売しない主義を貫くスピカズの姿勢にも好感が持てます。
✑ あとがき
今では年令を重ね化粧品やスキンケアについて、そこそこ知るようになりましたが、若いときは随分無駄なものも買っていたなぁ、とつくづく思います。
化粧品が合わず肌トラブルの経験も一度や二度ではありませんでした。
一番の悩みはニキビでしたね。
吹き出物やニキビって、典型的な肌トラブルですから。
20代最初の頃なんてスキンケアの基礎中の基礎である「ターンオーバー」すら知りませんでしたし。
このブログが一人でも多くの肌悩みを解決できる一助となれば幸いです。
究極のスキンケアに対するワンポイントアドバイスは化粧品選びのその前に「規則正しい食生活」と「十分な睡眠」にほかなりません。
社会生活をする中、なかなか自分の思い通りにならないことのほうが多いと思いますが、規則正しさ(ルーティーンとも言えるかな)を習慣化させることは自分でできる守備範囲と思います。
世界中がCovid-19で大変なときだからこそ、何かを変えるきっかけになるかも知れません。
とにかく「一に健康二に健康」。日々健康にお過ごしください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。